明幸園×清幸園、合同避難訓練を実施しました。

山形新聞(2020年9月2日)
山形新聞(2020年9月2日)

令和2年9月1日 防災の日に


 近年の想定をこえる自然災害に備えて、明幸園×清幸園、合同での避難訓練を実施しました。

 本年の訓練は、河川にやや近いとされる清幸園の利用者並びに職員が、市街地に位置する明幸園に避難する、いわゆる”水平避難”に取り組むものでした。

 豪雨災害による高齢者施設の痛ましい報道が記録に新しい昨今、本取組みへの注目度は高く、山形新聞への掲載をはじめ、天童市ホームページへも掲載頂きました。

 コロナ禍、自然災害への備えなど、私ども法人の施設やスタッフ、福祉サービスが果たすべき役割は大きいと再認識できる訓練となりました。


明幸園スタッフブログより


9月1日の防災の日に水害想定の避難訓練を行いました。火災・地震想定の避難訓練はしてきたものの、近年頻発している水害を想定した訓練は初めてでした。

明幸園では垂直避難訓練と、法人間の水平避難訓練の2つを行い、垂直避難訓練では1階の入居者をベッドごと2階へ避難し、非常用物品も2階へと上げる訓練を行いました。

法人間の水平避難訓練では、2つの川に挟まれている清幸園から実際に入居者・職員と物品を避難し、明幸園で受入をする訓練を行い、市の方も見学に来ていただきました。

清幸園スタッフブログより


 9月1日防災の日に、天童福祉厚生会、明幸園、清幸園合同水害想定の避難訓練を行いました。

 清幸園は最上川、乱川、押切川の三河川に囲まれており、浸水が予想される地域の為 同法人の明幸園への平行避難を計画しています。今回は入居者4名の方他職員をモデルとし搬送、移送ルートの確認、物資搬出、明幸園からの移送協力も含め、実践に基づいた訓練を行いました。

 近年の豪雨災害による高齢者施設の避難確保をすることが課題となっていますが、清幸園も入居者皆さんの安全、安心な生活を送って頂けるため職員一同頑張ってまいります。