午前の部は、天童市の高齢者施設での見学会並びに、「介護食」の昼食会といったプログラムとなりました。
あいにくの天候でしたが、施設内は明るく清潔感に溢れ、天童木工の家具やインテリアがおしゃれ度を増しているようでした。
「職場見学ツアー」の趣旨に倣って、職員さんからの説明や体験談などに多くの時間を費やしたことは、参加者との距離を縮めたに違いありません。
さらに、食事介助の体験や調理法の紹介、介護食のランチタイムなどなど、「介護の職場」をより身近なものとして体験できる有意義な時間となっていました。
入り口や受付のウェルカムボードにはじまり、本格的な珈琲のおもてなしや美味しい昼食まで、温かい職場の雰囲気が感じられました。たくさんの笑顔が心地いい、お腹いっぱいの見学会でした。
入職13年目のケアスタッフは、「この仕事が大好きです!!」と言い切りました。
入職2年目のケアスタッフは、「曾祖母がデイサービスを利用しているのが日常でした。介護を学び、仕事に就くことは、自然なことでした。」
辛いだけの仕事ではありません…の言葉には、大変さや難しさを滲ませますが、利用者さんに元気付けられる仕事であることも証明するかのような笑顔がステキなお二人でした。
管理栄養士のスタッフからは、刻み食、みじん切り食、ミキサー食といった「介護食」の特徴や工夫のご説明もありました。実際に「常食」を頂きましたが、”普通”に美味しく、お腹が満たされました。
毎月1日は、お赤飯。本日は、ラッキーなランチタイムとなりました。
お洒落で清潔な室内は、空間に余裕があり、ゆったり感がありました。そんな中に笑顔が溢れていれば、職場としては、恵まれた環境といえるのではないでしょうか。